鴻巣 介護 介護福祉士実務者研修

実務者研修の修了と３年以上の実務経験で、介護福祉士国家資格試験の受験資格が得られます。実務者研修は、介護福祉士国家資格受験のための、基礎知識・技術を学ぶための研修と位置づけられています。
（介護福祉士国家資格の筆記試験日は毎年1月です。受験前年12月末までに修了する必要があります。）

減算なしの「サービス提供責任者」になる場合、初任者研修修了＋3年以上の実務経験が必要となりますが、実務者研修を修了することで、実務経験に関わらず「サービス提供責任者」となれます。サービス提供責任者は訪問介護事業所で必ず配置され、人数が不足している場合、介護報酬が減額されるため、介護事業所で歓迎され、就職や転職に有利です。

喀痰吸引や経管栄養の実施は原則として医師や看護師以外は認められていませんでしたが、一定の研修を受けた介護職員等も実施可能になり、「たんの吸引」や「経管栄養」を行うことができる※ようになりました。口の中やのどなどに貯まると呼吸困難や肺炎などになる恐れがあるものの、介護職員だけではできない処置でしたが、居宅等において、特定の者に必要なケアをより安全に提供するため、適切にたんの吸引等を行うことができる介護職員として認められるようになりました。
※実際に利用者に行う場合は、実務者研修の実習の他に別の「実地研修」が必要となります。